皆さん、こんにちは~。元公務員のすぐるです。
今日は、無在庫販売をするよりOEMをやろうというテーマでお話ししたいと思います。それでは、早速行ってみましょう~。
●無在庫販売のメリット
無在庫販売とは、その名の通り在庫を持たずに商品を販売することです。
無在庫販売のメリットは2つあります。
一つ目は、在庫リスクが無いということです。
有在庫販売の場合、在庫を手元に用意しておいて、その在庫が売れたらお客様のもとへ届けるという仕組みです。逆に、無在庫販売の場合、在庫を持たずに、商品ページだけ用意しておいて、その商品ページから商品が売れたら、在庫を用意してお客様のもとへ届けるという仕組みです。
有在庫販売は、在庫が全く売れずにその在庫が不良在庫になってしまうという可能性がありますが、無在庫販売の場合、在庫を持たないので不良在庫になることがありません。
二つ目のメリットは、キャッシュフローが早いということです。
有在庫販売の場合、在庫を持って販売するので、その在庫を仕入れてから販売するまでにどうしても一定の期間が生じてしまいます。商品を仕入れた時にキャッシュが必要で、商品を販売した時にキャッシュが入ってきます。つまり、キャッシュフローが遅いということです。
逆に、無在庫販売の場合、在庫を持たずに販売するので、在庫を仕入れるのと販売するのがほぼ同時です。つまり、キャッシュフローが早いということです。
●無在庫販売のデメリット
在庫を持たずに販売すると、在庫リスクが無かったり(不良在庫になることがない)キャッシュフローが早くなったりと、良いことだらけのような気がしますが決してそんなことはありません。
無在庫販売の一番のデメリットは、アカウントが停止・閉鎖する確率が高いということです。Amazonやヤフオク・メルカリなどのプラットフォームでは、そもそも無在庫販売が禁止されています。在庫を持たずに商品を販売することはプラットフォームの規約に違反しているのですね。
なので、万が一無在庫販売をやっていることがお客様や競合他社にばれて通報されたら、すぐにアカウントが停止・閉鎖されてしまいます。
また、最近ではプラットフォーム側からの取り締まりも厳しく、突然ランダムに何個かの商品の写真を提出するように言われます。無在庫販売の場合、在庫を持っていないので当然写真を提出することができずに、アカウントが停止・閉鎖されてしまいます。
このように、アカウントがすぐに停止・閉鎖されてしまうというのは無在庫販売の大きなデメリットです。
●無在庫販売ではなくてOEMをやろう
そこで、僕からの提案です。アカウントの停止・閉鎖が起こりやすい無在庫販売をやるのではなくて、OEMをやりましょう。
OEMとは、工場で作られた商品に少し加工を加えて、その商品を自社商品として販売していくことです。大ロットを工場から仕入れて、在庫を持ったうえで販売していきます。
在庫を持つので、無在庫販売ではなくて有在庫販売です。有在庫販売なので、プラットフォームの規約に違反していませんし、アカウントの停止・閉鎖が起こることもまずあり得ません。
ここで、有在庫販売の中でも、OEMより転売の方がいいんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、決してそんなことはありません。
確かに、転売は再現性が高く簡単です。初心者の方でも3か月の間、毎日5~6時間作業をすれば、誰でも月利10万円くらいなら達成することができるでしょう。
ですが、転売も最近は取り締まりが厳しいです。特に厄介なのが、「真贋調査」。
販売している商品が本物かどうかの証拠書類を提出してください。と突然言われるのですが、証拠書類(レシートなど)を提出しても許してもらえないケースがあります。
逆に、OEMの場合、そもそも「真贋調査」という概念がありません。自分がメーカーとなって販売していくためです。
これで、OEMが無在庫販売や転売に比べて、アカウントが停止・閉鎖する確率が極端に低いことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
●OEMのデメリットと解決策
さて、OEMを推しているけどデメリットはないの?と疑問に思う方もいるかもしれません。ですので、OEMのデメリットについても話そうと思います。
一つ目は、資金がある程度必要だということです。
OEMは無在庫販売や転売と違って、大ロットを仕入れます。つまり、一回の発注数量が多いので当然ある程度の資金が必要になります。資金の目安は100万円前後です。
もし、100万円も準備できないよ。という方がいれば融資を受けることも考えましょう。
二つ目は、再現性が低く難しいビジネスだということです。
OEMは無在庫販売や転売と比べて、再現性が低く難しいです。先ほども言いましたが、無在庫販売や転売は一日5~6時間作業をすれば誰でも月利10万円くらいなら達成することができます。OEMは、市場や競合が常に変化するので、誰でも月利10万円達成するというのは言い切れません。
解決策としては、コンサルを受けると良いでしょう。
●まとめ
以上で、無在庫販売をするよりOEMをやろうという話は終わりです。
お疲れ様でした。またお会いしましょう!