皆さん、こんにちは~。元公務員のすぐるです。
今日は、中国輸入VS欧米輸入!それぞれの特徴を分析してみたというテーマでお話ししようと思います。
僕自身は、欧米輸入の単純転売からスタートして、その後中国輸入OEMに移行しました。
その経験を踏まえて、中国輸入と欧米輸入の比較について解説できればと思います。
それでは、早速行ってみましょう~。
●中国輸入について
中国輸入には、単純転売とOEMがあります。
①中国輸入単純転売
中国輸入単純転売とはアリババやタオバオで売っている商品をそのまま輸入して、日本のAmazonやメルカリで販売する手法のことです。
例えば、この時計。Amazonで1730円で売られていますね。
この時計ですが、アリババで売られているのを発見しましたよ。
32元ですので、1元18円とすると、576円で購入することができますね。
ちなみに、どうしてこの商品がOEMの商品ではなく、単純転売の商品なのか分かった理由ですが、商品タイトルに”ノーブランド”という言葉が入っていたからです。
OEMの商品には、商品名の一番最初にブランド名を入れなければなりません。今回、この商品の商品名にはブランド名が入っていなかったため、ノーブランドの商品、つまり単純転売の商品であることが分かりました。
②中国輸入OEM
中国輸入OEMとはアリババで売っている商品に改良を加えて、自分のオリジナル商品として日本のAmazon(主にAmazon)で販売する手法のことです。
例えば、この電子ノギス。Amazonで2499円で売られていますね。
商品タイトルの一番最初に、ノーブランドではなくPrecivaというブランド名が。
しかも、商品にもPrecivaというブランド名が印字されています。
これは、単純転売の商品ではなく、OEMの商品ですね。
この電子ノギスも、アリババで売られているのを発見しましたよ。
48元ですので、1元18円で計算すると、864円で購入することができますね。
このように、中国輸入には単純転売という手法とOEMという手法があります。
③中国輸入の特徴
次に、中国輸入全体としての特徴を紹介したいと思います。
第一に、利益率が高いということです。
中国輸入の商品は総じて利益率が高いです。悪くても30%は超えてきます。
中国輸入の仕入れ先であるアリババには、工場がそのまま出品しているケースが多いです。ですので、欧米輸入で言うところのメーカーから仕入れているのと変わりがないので、利益率が高くなるのですね。
第二に、少額から始められるということです。
中国輸入は、商品の単価が非常に安いです。さすが、世界の工場と言われるだけあって、中国商品は単価が安いですね。
ですので、仕入れにもそこまで費用がかからず、少額から始めることが可能です。
第三に、ライバルセラーからの嫌がらせが多いということです。
中国輸入をやっているのは日本人だけではありません。中国人もやっています。
この中国人からの嫌がらせが多いのが、中国輸入のデメリットですね。
例えば、OEMであれば自分のオリジナル商品に悪いレビューを勝手につけられてしまいます…。
●欧米輸入について
次に欧米輸入についてです。欧米輸入には、単純転売と卸仕入れ、総代理契約の3つの手法があります。
①欧米輸入単純転売
欧米輸入単純転売とは、アメリカAmazonやebayといったサイトから、1点1点仕入れて、日本のAmazonやヤフオクで販売する手法です。
例えば、このぬいぐるみ。Amazonで6970円で販売されていますね。
このぬいぐるみですが、アメリカAmazonで販売されているのを発見しましたよ。
$28.3で販売されていますので、$1あたり110円で計算すると、3113円ですね。
②欧米輸入卸仕入れ
欧米輸入卸仕入れとは、アメリカAmazonやebayといったサイトに出品しているメーカーやネットショップに直接コンタクトを取り、その出品者から商品を仕入れる手法です。
「直接的に大量に仕入れるから、その分安くしてくれ。」とお願いする訳ですね。
③欧米輸入総代理契約
欧米輸入総代理契約とは、アメリカAmazonやebayといったサイトに出品しているメーカーに直接コンタクトを取り、日本での総代理店契約を結ぶ手法です。
独占的に商品を販売できるので、欧米輸入の中でも利益率が比較的高くなります。
④欧米輸入の特徴
次に、欧米輸入の特徴について紹介したいと思います。
第一に、競合からの嫌がらせがほとんどないということです。
欧米輸入では、中国輸入と違い正規のブランド品を扱うので、競合からの嫌がらせがほとんどありません。
そういう面では、安心してビジネスを進めることができます。
第二に、利益率が低いということです。
欧米輸入は、中国輸入と比べ利益率が低いです。平均して20%前後というところでしょう。
ただし、単純転売、卸仕入れ、総代理契約の順に利益率は高くなります。物流の上流から仕入れるにしたがって利益率も向上します。
第三に、ある程度まとまった資金が必要だということです。
欧米輸入の商品は、ブランド品なだけあって単価が高いです。
ある程度まとまった資金が必要になります。
●まとめ
以上で、中国輸入と欧米輸入のそれぞれの特徴を分析してみた、についての解説は終わりです。
お疲れ様でした~。
またお会いしましょう。
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