皆さん、こんにちは~。
元公務員のすぐるです。
今日は、Amazon中国輸入OEMビジネスで本発注の数量を計算する方法について解説していきたいと思います。
それでは、早速行ってみましょう~。
●なぜ、本発注の数量を計算する必要があるのか?
本発注する数量は、1か月に売れると見込まれる数量の2倍、つまり2か月分の在庫を持つことを推奨しています。
仮に、1か月分の在庫しか持たなかった場合、追加発注が間に合わず在庫切れとなってしまう可能性があります。
Amazonは在庫切れを嫌います。Amazonは在庫切れを起こすことなく販売しているセラーのことを好みます。ですので、在庫切れはSEOにも響いてきます。
在庫切れを起こすと、上位表示されている商品ページであってもすぐに順位を落としてしまいます。そして、その現象が一時的であればいいのですが、当分の間は順位を落としたまま販売していくことになります。
逆に、3か月分以上の在庫を仕入れてしまった場合、在庫保管手数料が余計にかかってきてしまいます。
在庫保管手数料が利益を圧迫し、当然ですが利益率も下がってしまいます。
以上説明した通り、2か月分の在庫を持つことが好ましいのです。
ですので、本発注の数量が2か月分の在庫になるように計算しなければなりません。
●本発注の数量を計算する方法
では、どうやって本発注の数量を計算すれば良いのでしょうか?
まずは、私のおすすめの方法を紹介したいと思います。
①調べたい商品を決める
今回は、このはんだごてセットにしましょう。
②カートに入れるをクリックする
調べたい商品を選んだら、商品ページ右側にある”カートに入れる”をクリックしましょう。
③カートの編集をクリックする
カートに入れるをクリックすると、上記のような画面が表示されると思います。
”カートの編集”をクリックしましょう。
④数量を999個に変更し更新ボタンを押す
カートの編集をクリックすると上記のような画面が表示されると思います。
数量を1→999個に変更し、更新ボタンを押してください。
⑤画面上部に現在のお取り扱い数が表示される
更新ボタンを押すと、画面上部に現在のお取り扱い数が表示されます。
この商品の現在のお取り扱い数は28個ですね。
⑥①~⑤を1週間、毎日繰り返す
後は、①~⑤の作業を毎日、できれば同じ時間帯に繰り返すだけです。
この作業を繰り返すことによって、1週間で毎日何個売れたのか計測できます。
例えば、翌日に25個、翌々日に20個になっていたとします。
ということは、今日から翌日にかけて売れた個数は28-25=3個、翌日から翌々日にかけて売れた個数は25-20=5個ということが分かりますね。
⑦1週間で売れた個数を2か月分当たりの個数に直す
この商品が売れた個数が、1週間当たり20個だったとします。
そうすると、1か月あたり売れる個数は20×4=80個、2か月あたり売れる個数は80×2=160個ということが分かりますね。
つまり、本発注する商品の個数は160個だということです。
※注意事項
ベンチマーク商品が販売数量制限を加えている場合、上記のやり方は通用しません。
その時は、ベンチマーク商品と近いランキングの商品で試してみましょう。
●その他の本発注の数量を計算する方法
その他にも、本発注の数量を計算する方法はあります。
主にツールを使用した計算方法になります。
ただし、ツールで計算してある数量はあてになる時とあてにならない時があります。
ですので、必ず上記で紹介したやり方を試してください。
①セラースプライトを参考にする
セラースプライトを用いた計算方法になります。
セラースプライト https://www.sellersprite.com/
セラースプライトには1か月あたりの販売個数が表示されています。
ですので、本発注の数量はこの2倍の数量となります。
上記の場合、345×2=690個ですね。
②モノレートを参考にする
セラースプライトが有料のツールなのに対して、モノレートは無料のツールです。
モノレート https://mnrate.com/
モノレートに拡張機能モノゾンを入れることによって、過去3か月間の平均月間販売数が分かります。
ただし、モノレートはランキングの上下回数から月間販売個数を予測しているだけのツールになります。
ですので、大カテゴリーの順位が上の商品に対しては、あまりあてになりません。
この商品の平均月間販売数は20.7個。本発注の数量は20.7×2=41個と計算できますね。
この商品も、セラースプライトの数量と大きく乖離が生じています。
この商品は大カテゴリーの順位が464位とかなり上なので、モノレートの数字よりセラースプライトの数字の方が適正でしょう。
以上でAmazon中国輸入OEMビジネスで本発注の数量を計算する方法についての解説は終わりです。
お疲れ様でした~。
またお会いしましょう!
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