皆さん、こんにちは~。
元公務員のすぐるです。
今日はAmazon中国輸入OEMビジネスの利益率の計算方法について解説していきたいと思います。
それでは早速行ってみましょう~。
●利益率はどれくらい?
Amazon中国輸入OEMビジネスの利益率は、30%~40%です。
ただし、この数字は広告費を計算に入れていません。ですので、広告費を入れると20~30%くらいに落ち着きます。
商品リサーチで計算する利益率は広告費を計算に入れません。
なので、商品リサーチする時の目安として利益率は最低30%は欲しいところです。
●利益率の計算方法について
利益率の計算式は以下の通りです。
利益率(%)=利益/販売価格×100
利益(円)=販売価格-仕入資金-国際送料-関税・消費税-国内送料等-Amazonカテゴリー手数料-FBA送料
利益率を求めるには、販売価格、仕入資金、国際送料、関税・消費税、国内送料等、Amazonカテゴリー手数料、FBA送料が分かればいいのですね。
それでは、利益率(%)を計算するために必要な項目をそれぞれ計算していきたいと思います。
※例がないと、なかなか理解しづらいと思いますので商品例を出しながら説明していきます。
①販売価格
Amazonで販売する時の価格のことですね。
今回、ベンチマークとする商品はこちら。
この商品は、2280円で売られています。ですので、販売価格は2280円となります。
②仕入資金
次に、仕入資金です。仕入資金はアリババで調べれば出てきます。
今回は、キーワード”座布団”で検索。
数ある座布団の中から、以下の座布団に絞りました。
この商品の価格は11元。日本円になおすと11元×18円/元=198円となります。
③国際送料
国際送料は、中国から日本に商品を送る時にかかる費用のことですね。
中国から日本に商品を送るには、航空便・快速船便・DC船便と3つの方法があります。
航空便、快速船便、DC便の順に早く届きますが、送料もこの順に高いです。
商品リサーチでは、一番高い航空便の送料で見積もっておきましょう。
航空便の送料は18元/kgです。
ということは、商品の重量が分かれば、国際送料が計算できるのですね。
商品の重量は、ベンチマークの商品の重量、もしくはアリババに載っている重量を参考にしましょう。もちろん、代行会社を通して工場に確認しても良いです。
今回はベンチマークの商品の重量を参考にしたいと思います。
FBA料金シミュレーターを参考にしましょう。
https://sellercentral-japan.amazon.com/fba/profitabilitycalculator/index?lang=ja_JP
どうやら、この商品の重量は0.64kgのようですね。
ですので、国際送料は0.64kg×18元/kg×18円/元=208円と計算できます。
④関税・消費税
関税・消費税は、日本の税関でかかる費用のことです。
関税・消費税は税関から物流会社を通して請求されます。銀行振り込みのことが多いです。
関税は(仕入資金+国際送料)×0.2、消費税は(仕入資金+国際送料+関税)×0.1で計算しようと思います。
関税は(198円+208円)×0.2=82円、消費税は(198円+208円+82円)×0.1=49円と計算できました。
⑤国内送料等
国内送料とは、中国の工場から代行会社へ送る時にかかる費用のことです。
国内送料等としているのは、代行会社でかかる検品代、セット組み代なども計算に入れているからです。検品代、セット組み代もここで計上しましょう。
国内送料等は一括して50円で計算しておきます。
⑥Amazonカテゴリー手数料
Amazonカテゴリー手数料とは、Amazonで商品を販売した時にかかる費用のことです。
Amazonカテゴリー手数料は、Amazonの大カテゴリーによって手数料(%)が変わってきます。
ちなみに、今回の商品はホーム&キッチンですので、手数料は販売価格の15%です。
手数料は、2280円×15%=342円ですね。
こちらもFBA料金シミュレーターで調べることができます。
ただし、Amazonカテゴリー手数料には消費税もかかってきます。
ですので、実質のAmazonカテゴリー手数料は342円+342円×0.1=377円ですね。
⑦FBA送料
FBA送料もFBA料金シミュレーターから計算することができます。
今回の商品のFBA送料は、497円ですね。
これで、利益率を計算するのに必要な項目は全て計算できました。
ここで、今回の商品の利益率を計算してみたいと思います。
まずは利益から。
利益=2280円-198円-208円-82円-49円‐50円‐377円‐497円=819円
次に利益率です。
利益率=819円/2280円×100=36%
今回の商品は利益率36%と30%を超えました。ですので、OEMするのに適した商品であるということが分かりましたね。
以上で、Amazon中国輸入OEMビジネスの利益率の計算方法についての解説は終わりです。
いかがだったでしょうか?
またお会いしましょう。
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