皆さん、こんにちは~。
元公務員のすぐるです。
今日は、Amazon中国輸入OEMビジネスで覚えておくべき法律について解説していきたいと思います。
それでは、早速行ってみましょう~。
●食品衛生法
日本で飲食によって危害が発生しないように定められた法律です。
輸入した商品が食品衛生法の対象の商品かどうか区別するには、その商品が食品かどうかで区別すると良いです。
食品の定義とは…
①食品 ②食品添加物 ③器具 ④容器梱包 ⑤6歳以下の乳幼児のおもちゃ
となっています。
乳幼児のおもちゃに関しては意外だな…と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、乳幼児はなんでもかんでも口に入れてしまうので、食器と同じ扱いとされています。
ですので、乳幼児のおもちゃを仕入れる際は必ず対象年齢を確認しましょう。
また、食品衛生法の対象の商品は食品輸入届出書を厚生労働省に提出しないとAmazonで販売できません。
食品輸入届出書 https://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/dl/tp0130-1c_after.pdf
食品輸入届出書の書き方 https://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/dl/tp0406-1.pdf
上記記載の食品輸入届出書の書き方を参考に、食品輸入届出書を書くようにしましょう。
ちなみに、食品衛生法対象の商品であっても、個人使用目的であれば輸入届出書の提出をすることなく輸入することが可能です。
数十個単位で発注してしまうと業者であると思われるかもしれませんが、2~3個程度であれば個人で使用するのだなと思われるケースが多いです。
●電波法
電波を発信する商品に定められた法律です。
電波を発信する商品には技適マークを付けることが義務付けられています。
技適マークを付けていない商品を販売するのは、違法になる可能性があります。
ちなみに、電波法に抵触する商品例として、電話機、トランシーバー、Bluetooth関連商品が挙げられます。
技適マークを取得するには、検査機関に申請する必要があります。
↓↓総務省 電波利用ホームページ↓↓
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/equ/tech/
●電気用品安全法
皆さん、以下のようなロゴを見たことはありませんか?
これはPSEマークと呼ばれるものです。PSEマークには2種類あります。
・特定電気用品に必要な菱形のPSEマーク
・一般的な電気製品に必要な丸型のPSEマーク
特定電気用品とは、コンセント・電気便座・電気マッサージ器など全116品目があります。
右側のPSEマークに認証の必要はありませんが、右側のPSEマークには第三者機関の認証の必要があります。
そのため、コンセントにはPSEマークの表示が法律で義務付けられています。
コンセントを扱う商品例として、ミニ冷蔵庫、掃除機、ミキサーなどがあります。
その他、コンセントの商品すべてが該当します。
ちなみに、USBや乾電池の商品は電気用品安全法には該当しません。
↓↓経済産業省 電気用品安全法↓↓
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
●消費生活用製品安全法
この法律で定められている商品にはPSCマークの表示が義務付けられています。
消費生活用製品安全法に抵触する商品の例としては、バイク用ヘルメット、レーザーポインター、登山用ロープ、ライターなどが挙げられます。
↓↓経済産業省 消費生活用製品安全法↓↓
https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/system/01.html
●薬事法
薬事法に抵触する商品例として、医薬品・医療機器が該当します。
医者や歯医者が使う器具や、体を洗うための石鹸、絆創膏なども該当します。
↓↓厚生労働省 医薬品などの個人輸入について↓↓
https://www.mhlw.go.jp/topics/0104/tp0401-1.html
●ワシントン条約
ワシントン条約とは、野生動植物が国際取引で過度に利用されるのを防ぐため、種を保護するための条約です。
動物の一部を利用した商品に関してはなるべく取り扱わないようにしましょう。
↓↓経済産業省 ワシントン条約規制対象貨物の輸入承認手続き↓↓
https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/cites_im.html
●PL法(製造物責任法)
ある会社が製造したものが他人に引き渡された後、その生産物の欠陥により偶然発生した事故により、他人の生命や体を害したり、その生産物が破損または汚損した場合に、会社が損害賠償責任を負担することになる法律のことです。
PL保険は、年間5000円~入ることができます。PL保険には必ず入るようにしましょう。
www.xn--oem-u68d60mqpk9w6h.com
以上で、Amazon中国輸入OEMビジネスで覚えておくべき法律についての解説は終わりです。
お疲れ様でした~。
またお会いしましょう!
↓↓私、すぐるが教えるAmazon中国輸入OEMビジネスのコンサルについて↓↓