皆さん、こんにちは~。
元公務員のsuguruです。
今日は、Amazon中国輸入OEMビジネスで商標権を取得する方法について解説したいと思います。
それでは、早速行ってみましょう~。
●商標権とは?
商標権とは知的財産権(人から生まれたアイデアは価値のある財産であると見なされ、それを守る権利)の一つであり、会社や個人の商品やサービスなどを表す文字・ロゴといった商標の保護を目的とした権利のことです。
基本的にAmazonで販売しようとすると、1商品ページに何人ものセラーが相乗りすることが可能です。相乗りすることが可能なので、カートボックスが取りにくかったり、価格競争が起きてしまうという弊害が生まれます。
そこで、生まれたのがこの商標権を取得するという考え方です。
Amazon中国輸入OEMビジネスでは、商品にロゴという商標を入れ、商標権を取得することによって、他社セラーからの相乗りを防ぎます。
他社セラーからの相乗りを防ぐので、カートボックスが100%取れたり、価格競争が起きないという利点があるんですね。
ですので、Amazon中国輸入OEMビジネスでは、この商標権の取得は絶対にしなければなりません。
また、商標権は特許庁に申請することによって権利の保護を得ます。商標権の存続期間は10年とされています。
●商標権の区分とは?
商標権には区分というものが存在します。区分とは、全45種類からなる商標登録のカテゴリーのことです。登録したい商標が商品であった場合は、34種類の中から選択し、登録したい商標がサービスであった場合には、11種類の中から選択します。
以前Amazonでは、第35類-広告、事業、卸売を取得するだけで、あらゆる商品の商標が認められていましたが、現在は認められないケースも出てきています。
正しいカテゴリーで申請するようにしましょう。
●商標権の取得方法
ここまでで、Amazon中国輸入OEMビジネスでは商標権の取得は必ずしなければならないことであることが分かってもらえたと思います。
次に、実際に商標をどう取得するのかについて説明したいと思います。
- ブランドネームを決める
- ブランドネームが商標取得できるかチェックする
- 商標権を特許庁に出願する
①ブランドネームを決める
まずは、商品に入れるロゴの名前を決めましょう。自分がこれなら良さそうだなと思えるロゴを決めてください。
もし自分で決められない場合はクラウドワークスやランサーズ、ココナラといったサイトでブランドネームを募集してみると良いですよ。
上記はココナラで”ブランドネーム”で調べた結果です。このように、約1000円でブランドネームを考えてくれるサービスもありますよ。
②ブランドネームが商標取得できるかチェックする
ブランドネームが決まったら、次はそのブランドネームが商標取得できるかチェックしなければなりません。
基本的に、すでに使われているブランドネームは、新規に商標登録できません。
商標登録できるかは、J-Platpat(特許情報プラットフォーム)というサイトで確認できます。
以下のURLをクリックしてください。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
そうすると、以下のような画面が表示されると思います。
簡易検索のところに注目してください。
四法全て、特許・実用新案、意匠、商標のうち”商標”にチェックを入れてください。
また、その下にスペースがあると思いますので、そこに①で決めたブランドネームを入れてください。ここでは、eturyuというブランドネームに決まったとして話を進めていきます。
入力し終わったら、横の検索ボタンを押してください。
そうすると、検索結果一覧が表示されます。
検索結果が0件だっととのこと。過去にeturyuで商標登録された実例がないということです。これなら商標は取得できそうだと判断できるわけです。
もう一例やってみましょう。
次は、検索欄にAppleと入れて検索ボタンを押してみてください。
そうすると、1077件もの結果が出ました。
さすがは、appleですね。ものすごい件数を商標登録していることが分かります。
これで、ブランドネームを商標登録できるかチェックする方法の解説は終わりです。
③商標権を特許庁に出願する
いよいよ、商標権を特許庁に出願します。商標権を出願する方法には自分で特許庁に出願する方法と代行会社に出願してもらう方法の2パターンあるのですが、僕は代行会社に出願してもらう方法をお勧めしています。
代行会社に頼む分、自分で出願するより少し割高なのですが、早期取得というオプションを使うことによって、圧倒的に早く商標権を取得できるからです。
(自分で出願すると半年~1年間くらいかかるのに対して、代行会社に出願してもらうと2~3か月で許可が下ります。)
おすすめの代行会社はTORERUです。
それでは、Amazon中国輸入OEMビジネスで商標権を取得する方法についての解説は終わりです。
お疲れ様でした~。
またお会いしましょう。
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